高知県に本社を置くIT企業がAIに関する開発拠点を新たに高松市に開設することになり5月12日、関係者が立地協定を結びました。
開発拠点を設置するNextremerの向井永浩社長と香川県の池田豊人知事、高松市の大西秀人市長が協定書にサインしました。
Nextremerは高知県南国市に本社を置くIT企業で、AIシステムの開発などを手掛けています。新たな開発拠点として5月30日に高松市内にオフィスを開設します。
池田知事と大西市長は名物のさぬきうどんを例にAIに学習させるため画像データを分類する「アノテーション」という作業を体験しました。
(Nextremer 向井永浩社長)
「香川県は本社を構える高知から近くて災害等のリスクも少ない。高松の拠点を活用して事業を伸ばしていきたい」
Nextremerは、高松市のオフィスで約40人の地域雇用を創出し、AI人材の育成に取り組みたいとしています。