テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「5月でも油断大敵!紫外線」をテーマにお伝えする。

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8日の宮崎は、日中ギラギラと強い日差しが降り注ぎそうだ。明日の紫外線情報を見ると、各地で非常に強い予想となっている。4月に宮崎に移住した古山予報士、宮崎の日差しが本当に強いと思って調べてみると、なんと、出身地である茨城の8月と宮崎の5月の紫外線の強さが、同じぐらいだったとのこと。

というわけで、きょうのテーマは「紫外線」ここで古山予報士が一句。「5月でも油断大敵、紫外線」宮崎は5月から要注意という事をお伝えしたい。

紫外線量は「UV-B」と「UV-A」の2種類

まずは紫外線、実は2種類あって一つ目がUV-B、いわゆる日焼けの原因となるもので、こちらは夏、7月から8月にかけて最も多くなる。もう一つがUV-A。こちらは皮膚の奥まで届いてコラーゲンなどの成分を変化させ、シワ・たるみの原因になるのだが、こちらはUV-Bより早く、既に4月から多くなっている。

時期によって違う 日焼け止めクリームの選び方

対策となるのは、やはり日焼け止めクリームだが、暗号のようになっていて複雑なので、どうやって見ればよいかを確認する。このうちPAというもの、これがUV-Aをブロックしてくれるもので、この時期はココに注目すると良さそう。最大値は「プラスが4つ」となっている。

そして夏の、海や山のレジャーに向いているのが、SPF(最大値50+)や耐水性(最大値は星2つ)。日焼け止めは、シーンに合わせた日焼け止めクリームを選ぶことをお勧めしたい。

(テレビ宮崎)

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