行方不明となっていた織田信長の朱印状が、およそ100年の時を超え発見された。

「百済寺は信長の祈願所である。他のどのようなものが来たとしても、承知してはいけない」
永禄11年(1568年)織田信長が滋賀県の百済寺に宛てたとされる朱印状。

寺の財産の保護や法律など3つの掟について記されている。

1929年以来、100年近く行方不明となっていたが、百済寺の古文書を調査したところ見つかったということだ。

東近江市企画部 明日一史参事:(信長は)裏切らないようにと書いているのですが、結果的には百済寺も地元の勢力と一緒になって敵対してしまう。戦国期の騒乱における百済寺と信長の関係を示す資料だと思います。

東近江市は今後、朱印状の一般公開に向けて、寺と調整する方針だ。

(関西テレビ「newsランナー」2025年4月28日放送)