衆院選を終えて、気になるのは今後の政局についてだ。
関西テレビ「newsランナー」は、長年にわたって公明党が議席を獲得していた「兵庫8区」で当選を果たした、自民党の青山繁晴さんに独占密着した。
一方、中道改革連合にとっては、厳しい結果となった。
落選した重鎮たちは、敗戦をどのように語ったのだろうか。
■「魂から有難うございます」30年ぶりに議席奪還の青山繁晴氏に密着
兵庫8区で当選・青山繁晴氏:本音として、これからが苦難の道なので。
兵庫8区で30年ぶりに自民の議席を奪還した青山さんに、newsランナーは当選直前から直後まで密着取材した。
きのう=9日午後8時前、雪が舞う中、事務所に到着した青山さん。
「ワクワク…」とリラックスした様子で午後8時を待っていた。
兵庫8区で当選・青山繁晴氏:あっ、出た。
投票が締め切られた直後に当選確実の情報が。
兵庫8区で当選・青山繁晴氏:皆々様、魂からありがとうございます。
午後10時過ぎ、ほっとした様子で事務所を後にしたが、帰り道で取材班に語ったのは選挙期間中の「意外な心境」だった。
兵庫8区で当選・青山繁晴氏:落ちて、さっきの選挙事務所で『申し訳ございません』って言って、『全て私の責任です』と言うという光景がね、街頭演説をしていても頭に浮かんでるんですよ。
「公明党の牙城」の選挙区で敗北がよぎっていたという。

■厚い壁をも打ち破った高市旋風
青山さんをはじめ、「316議席」を獲得し、”高市旋風”が吹き荒れた衆院選。
その風は、これまで維新独占だった大阪にも…
大阪19区で自民の議席を奪還した谷川とむさんは、その瞬間を家族と共に見守った。
維新の候補者と一進一退の展開。
谷川さん:食べたら勝てるかもしれない。
差し入れの“必勝ワッフル”を食べながら祈る谷川さん。決着がついたのは午前0時をすぎた頃だった。
電話する谷川氏:勝ち?
妻と子供たち:勝ったーー!やったやった。
大阪19区で当選・谷川とむ氏:よし勝ちました。
(Q.すごい競りましたね?)
大阪19区で当選・谷川とむ氏:はい、すごい競りました。もうでも本当に、みんなのおかげさまです。
谷川さんは9日朝から有権者に挨拶。”吹き荒れた風”は、厚い壁をも打ち破った。

■中道はベテラン議員が次々落選
一方、49議席に落ち込んだ中道改革連合。
小選挙区では元・立憲民主党のベテラン議員が続々と落選した。
関西ではこの2人も・・・
京都6区で落選・山井和則氏:大切な議席を守ることが出来ませんでした。誠に申し訳ございませんでした。
9期26年のキャリアをもつ山井和則さんが落選。
京都6区で落選・山井和則氏:物価高で苦しんでいる方がますます増えている。そういう方の支援を、議員としてできないのは本当に残念無念です。
また、閣僚経験のある馬淵澄夫さんも…
奈良1区で落選・馬淵澄夫氏:総理が高市さんでいいのかダメなのか、この一点だけで選挙が戦えてしまったので、我々としては十分な対応ができなかったという点では完敗です。

■党内で明暗…元公明党の候補者は比例で全員当選
一方、元・公明党の候補者は、比例単独にまわり全員が当選。
党内で明暗が分かれる結果に。

■野田、斉藤、両経堂代表が辞任表明
そして午後3時過ぎ、野田・斉藤共同代表が辞任を表明した。
中道改革連合 斉藤鉄夫共同代表:短い期間でしたけれども、野田さんと一緒に共同代表をできたことは、私の政治家としての最大の誇りでございます。
中道改革連合 野田佳彦共同代表:2人で覚悟を決めて、平和な国、豊かな国を作っていこうという趣旨でスタートしましたが、どうしても時代遅れ感が2人には付き纏ったと思います。
日本の政治に大きなうねりが起こった。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年2月9日放送)

