大阪・関西万博に自前のパビリオンを出展予定のネパールについて、工事費用の一部が支払われず、工事が停止していることが分かった。
大阪・関西万博では158の国と地域がパビリオンを出す予定だが、ネパールパビリオンは独自のパビリオンを建設する予定だったが、博覧会協会によると工事が止まっていた。
さらに関係者への取材で、ネパールパビリオンの工事は、本国側から建設会社への工事費用の一部が支払われず、ことし1月から止まっていることがわかった。
博覧会協会は「ネパール側は引き続き出展したい気持ちはあり、支援をしていきたい」とコメントしている。
ネパールから万博を訪れた人：万博のネパール館、すごく楽しみにしていたんですけど、全然できてなくて、がっかりです。
■ほかにインド・ベトナム・ブルネイも未開館も 4月中の開館見込む
開幕から10日が経った23日時点で、ネパールの他にもインド、ベトナム、ブルネイの４か国のパビリオンが開館できていないが、博覧会協会は、ネパール以外の3つの国のパビリオンについて、4月中の開館を見込んでいるということだ。
