愛知県犬山市で2025年4月18日、活動中の救急車が「インロック」され、50代の女性の搬送が遅れていたことがわかりました。

犬山市消防本部によりますと4月18日午後6時半ごろ、発熱などの症状を訴えた市内に住む50代の女性の自宅に、救急車が出動しました。

現場に到着した隊員3人が、車内にキーを置いたまま救急活動を行っていたところ、ドアのカギがかかる「インロック」の状態となり、救急車に乗ることができなくなりました。

その後、スペアキーを持ってくるよう消防署へ連絡しましたが、依頼を受けた隊員が勘違いし、搬送予定だった病院へ向かったため、スペアキーの到着が遅れたということです。

これにより女性は19分遅れて病院へ搬送されましたが、命に別条はないということです。

犬山市消防本部はインロックの原因は不明としていますが、再発防止策として出動時に常備するキーの数を増やすとしています。