ギタリストのMIYAVIさんは、アーティストとして活動しながら、UNHCRの親善大使として難民キャンプを訪れ、音楽の素晴らしさを伝えている。

「子供たちに夢を…」という思いを込めてギターを奏でるMIYAVIさんを取材した。

「音楽で誰もが夢を持てる世界を」

“サムライギタリスト”と呼ばれ、世界で活躍するMIYAVIさん。

「映画を通じてアンジェリーナ・ジョリーUNHCR特使に出会ったのがきっかけ。彼女から聞いたことに感化されて、もっと自分の目で見て、肌で感じてみたいと思った」と明かす。

2015年から2度、レバノンに暮らすシリア難民のもとを訪れた。

難民キャンプに学校はなく、子どもたちは家計を支えるために働いていた。

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生まれて初めて生の音楽に触れる子どもたちは、MIYAVIさんが奏でるギターの音色に驚きながらも、目をキラキラとさせた。

MIYAVIさんも「自分がギターを弾いたとき、子どもたちが『何だこれは』『ワォ』って目を輝かせていて」と振り返った。

将来はロックスターになりたいという夢を持った子も。

2017年からは日本人として初めてUNHCRの親善大使に就任。バングラディシュやコロンビアなどの難民キャンプに行き、子どもたちと交流している。

「彼らの存在をもっと知ってほしい」と今年の「難民の日」のイベントでも支援を呼び掛けた。

「音楽で誰もが夢を持てる世界を」と常にMIYAVIさんは考えている。

そして、「ギターで何が出来るのか?直接行って弾く。僕のギターを聞いてくれる人に対して、メッセージを伝える。それが僕にできること」と語った。

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