JR西日本は、和歌山県で世界初の3Dプリンターを用いた駅舎を建設した。

JR初島駅
JR初島駅
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建設された和歌山県有田市の初島駅の新しい駅舎は、広さは約10平方メートルと小ぶりだが、外壁には有田名物の「みかん」などがデザインされている。

「みかん」のデザイン
「みかん」のデザイン

JR西日本によると、1948年に竣工した初島駅は老朽化が進み、建て替えが決まっていた。

1948年竣工の初島駅
1948年竣工の初島駅

コスト削減などを目的に、3Dプリンターでつくったパーツを組み合わせる工法を採用。

3Dプリンターで駅舎のパーツを作る 提供:セレンディクス
3Dプリンターで駅舎のパーツを作る 提供:セレンディクス

作業は、約2時間で完了した。

駅舎のパーツを組み立てる 提供:セレンディクス
駅舎のパーツを組み立てる 提供:セレンディクス

近くに住む人:昨日(25日)まだ土台しかできてないのを見て、めっちゃ早いなって。

近くに住む人:ちっちゃくなったけど、こんなんで良いんじゃないかなと。

「めっちゃ早いな」
「めっちゃ早いな」

JR西日本によると、3Dプリンターを用いた駅舎の建設は世界初だということだ。

(関西テレビ 2025年3月27日)

できあがった「JR初島駅」
できあがった「JR初島駅」
関西テレビ
関西テレビ

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