地下鉄サリン事件発生から3月で30年がたつのを前に、遺族らが会見しました。

オウム真理教の信者らによる地下鉄サリン事件は、3月20日で発生から30年となります。
この事件で夫を亡くした高橋シズヱさんらが日本記者クラブで会見し、切実な思いを語りました。

高橋シズヱさん:
こんなはずの人生ではなかった。結局オウム真理教とそこに続いている後継団体にめちゃくちゃにされているなと感じます。

被害者支援を続ける中村裕二弁護士は、後継団体「アレフ」が7億円を超える資産隠しを行い、被害者への賠償金約10億円が未払いになっている実態を訴えました。
(「イット!」3月17日放送より)