やっと訪れた休日。心身のリフレッシュにつなげるためにはどうすればいいのか。
まず大切なのは、週末にやりたいことを事前にピックアップしておくこと。「退勤のタイムカードを押した瞬間に休みは始まっています」と片野さんは言う。
7タイプの休養を取り入れよう
そして「7タイプの休養」を取り入れることが大切。片野さんが提唱する休み方のポイントで、具体的には「休息」「運動」「栄養」「親交」「娯楽」「造形・想像」「転換」だ。
週末はスケジュールに余裕があるので、生活に取り入れやすいという。例えば、次のような選択肢を試してみるのはどうだろうか。

・1~2時間だけ長く寝る
普段よりも「休息」をしっかりと取る。寝過ぎは生活リズムの乱れにつながるので、ほどほどに。
・運動やスポーツをする
「運動」に挑戦してみる。楽しめるスポーツなら「娯楽」になるほか、他人と一緒になら「親交」にもなる。やったことのない運動に挑戦してみるのもいいかもしれない。

・お出かけする
気になる場所に出かけてみる。公園なら「休息」にもなり、美術館などを見学するなら「造形・想像」にもつながる。長期の休みなら旅行に出かけてもいい。
・部屋の掃除や模様替えをする
平日では難しい、部屋の掃除や模様替えに挑戦。環境が変わるので「転換」になる。寝具の配置を変えたり、散らかった場所を片付けたりすると気分をリセットしやすい。
翌週の調子がバロメーター
このほか、読書をしたり、資格の勉強をしたりするのもアリ。やってみたいと思うことを、1つずつできることからやってみよう。
「どういう行動をして、どのような結果が出たのかを意識し、自分に合ったルーティンを見つけ出すことが大事です」
翌週の平日に「調子がいいな」と思ったら、行動が合っていたということ。今後のOFFの予定に取り入れてみると、より充実した休養につながることだろう。