休み方のルーティンを見つけるには、いろいろな行動を試してみるのがお勧め。それで体や心がどう感じたか、振り返ることが大事だそう。
誰にも縛られない一人の時間を
一言で「休む」と言ってもベッドに寝転がるだけではない。会社での忙しい日常を忘れられる、環境や気持ちで過ごせるだけでも、リフレッシュにつながるという。
仕事終わりにできるお勧めの過ごし方を、片野さんにいくつか教えてもらった。

・サードプレイスで一人の時間を
お気に入りのカフェなど、自宅でも職場でもない「サードプレイス」(第三の場所)で過ごしてみよう。心と体をリラックスでき、自分を見つめ直すことができる。
・家族や友人と食事する
最近あった出来事など、ちょっとした談笑をして食事するだけでも、心が安らかになる。余裕があれば自炊をしたり、新しいお店を開拓したりするのもOK。

・少し歩いて帰宅
最寄り駅から1つ前の駅など、自宅の少し遠くから歩いてみよう。軽い運動になるほか、風景も変わるので気分転換にもなる。
・ゆったりとお風呂に浸かる
ぬるめ(38~40℃)のお風呂に浸かる。時間は15~30分ほどが目安。体の血行がよくなるほか、リラックス効果も期待できる。
「私は帰宅するとき、周囲の迷惑にならない範囲で自分の速さで歩くようにしています。仕事中は他人のペースに合わせることが多いと思うので、仕事終わりの時間はマイペースを取り戻してほしいですね」