野菜の価格高騰が止まらない。農林水産省によると、先週の野菜の平均小売価格は、白菜は平年の3倍、キャベツは2.7倍など大幅に上昇しており、調査対象の野菜8品目すべてが高値となっている。4日以降は、寒波による生育不足も懸念されており、農林水産省は「今後の天候を注視したい」としている。

高騰傾向止まらず…野菜全体が値上がりか

4日現在、「白菜」の価格が平年の3倍に高騰している。

価格高騰が続くハクサイやキャベツ
価格高騰が続くハクサイやキャベツ
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農林水産省によると、先週の野菜の平均小売価格は、「白菜」が平年の3倍、「キャベツ」は2.7倍、「大根」や「ネギ」は1.6倍となるなど、調査対象の野菜8品目すべてが高値となっている。

天候不良のほか、「キャベツ」の高騰が続いていることで、ほかの野菜価格にも影響し、価格が上昇している。

雪や寒波の影響を注視するという農林水産省
雪や寒波の影響を注視するという農林水産省

4日以降、関東の広い範囲で雪の予報があることについて、農林水産省は「雨は生育にプラスに働くが、寒さが続くと生育の不足につながるので、今後の天候を注視したい」としている。(「イット!」 3月4日放送より)

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