サッカー、明治安田J1リーグのファジアーノ岡山は、2月26日夜、ホームでガンバ大阪に勝利し、J1・2勝目を挙げました。
平日開催の試合で、クラブ史上初めて前売りチケットは完売。スタジアムには1万3555人が訪れ、選手たちを後押ししました。
前節、アウェーで横浜FCに敗れたファジアーノ。相手は2024シーズン、J1・4位、天皇杯・準優勝のガンバ大阪です。
試合が動いたのは前半45分、ファジアーノはコーナーキックのチャンスで、こぼれ球に反応した柳貴博がゴールを決めて、先制します。
(ファジアーノ岡山 88 MF 柳貴博選手)
「こぼれ球を常に狙っていたので、誰よりも早く反応できてゴールできたっていうのは、うれしかったです。J1の舞台で必ず活躍したいと思っていたので、結果が出ているっていうのは良かったです」
後半3分には、柳のクロスに2025シーズン初スタメンの一美和成が合わせます。2024年夏に加入した一美はホームで移籍後初ゴール。古巣のガンバ相手に貴重な追加点をあげ、リードを広げます。
(ファジアーノ岡山 22 FW 一美和成選手)
「初スタメンで自分自身すごく気合も入っていましたし、古巣のガンバ相手で気持ちも入っていましたし、(ホームで)やっと決められてサポーターと一緒に喜び合えて良かったです」
ファジアーノは、2対0で勝利を収め、J1・2勝目。これまで6チームで指揮を執ってきた木山監督(53)はJリーグ通算200勝目の記念すべき勝利となりました。
(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)
「何か年々勝ちたい思いが強くなってきて、もっともっとやりたいなっていう思いがすごく強いので、ここを通過点にして、もっと勝っていけるようにやっていきたいと思います」
ファジアーノの次の試合は3月2日、ホームで清水と対戦。J1初の2連勝を目指します。