韓国で建設中の高速道路の高架橋の一部が崩落し、作業員10人が死傷した。

建設中の高速道路からコンクリート構造物が崩落

崩落の瞬間をとらえた監視カメラが崩落の瞬間をとらえていた。

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映像には、次々と橋脚にかかるコンクリートの構造物が崩れ落ち、周囲に砂ぼこりが舞い上がる様子が映っていた。

現場近くを走る車のドライブレコーダーにも、その瞬間が記録されていた。
車の後方では、波を打つようにコンクリートが崩れ落ちていた。

崩落事故が起きたのは、午前9時50分ごろ、韓国・安城市を走る建設中の高速道路。

建設中の高速道路が崩れ落ちた現場では、約50メートルの高さからコンクリートが次々に崩れ落ち、下の道路は当時一般の車両も通行していた。

周囲に散乱する落下したコンクリートは、210メートルにわたり崩れ落ちたという。

近隣住民は、「事故当時とにかくすごい衝撃で家が揺れた。崩落したとすぐ気づきました」と話した。

この事故で、橋の上で作業をしていた作業員が崩落に巻き込まれ落下し、がれきの下敷きになった。

現場では重機や警察犬を投入し、生き埋めになっていた作業員の救助作業が行われていたが、25日午後に終了した。
消防によると、この事故で作業員4人が死亡、6人が重軽傷を負った。
(「イット!」2月25日放送より)

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