兵庫県の斎藤知事を巡る告発について、百条委員会による調査報告書の素案で知事のパワハラ疑惑を「おおむね事実」としたことが分かった。

元県民局長が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した文書について、百条委員会は、2月議会に調査報告書を提出することを目指している。

報告書の素案は委員長が各会派の意見を踏まえて作成し、県関係者によると、パワハラ疑惑について「おおむね事実」、「パワハラ行為の可能性がある」と記載されたことが分かった。
また疑惑の調査が終わる前に元県民局長を処分した県の対応についても公益通報者保護法の観点で問題があるとし、懲戒処分の撤回を提言した。
一方で、第2会派の「維新」はパワハラの認定や告発者への対応の違法性に否定的な意見を示しているということだ。
(関西テレビ 2025年2月19日)