岡山を舞台に岡山市出身の監督が撮った映画が、国の内外の映画祭で相次いで受賞し、監督らが2月3日、岡山県の伊原木隆太知事を表敬訪問しました。

岡山県庁を訪れたのは、岡山県鏡野町や津山市など県内を中心に撮影された映画「カオルの葬式」の監督で、岡山市出身の湯浅典子さんと出演者です。

映画「カオルの葬式」は、なぜ、人は生きるのかを問いかけた作品で、2023年に完成し、世界各地の映画祭でも上映されました。2月には、バングラデシュの映画祭で最優秀脚本賞に輝くなど、国の内外の映画祭で合わせて9つの賞を受賞しています。

伊原木知事は「国際映画祭での受賞は素晴らしいこと、岡山も褒められているようだ」と話し、湯浅監督らの功績を称えました。

(映画「カオルの葬式」湯浅典子監督)
「みんなでご報告にあがれたこと非常にうれしく思っている。スクリーンで、きっと、ちょっと見落としている自分たちが住んでいる町や日本を感じてもらえたらうれしい」

映画「カオルの葬式」は、受賞を記念して現在、岡山市北区の岡山メルパで上映されていて、3月には、岡山県鏡野町で特別上映会が予定されています。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。