日本政府は、熊本市北区にあるKMバイオロジクスが製造したエムポックスワクチン5万人分をコンゴ民主共和国に1月25日に無償で提供した。

コンゴなどで感染広がるエムポックス

『エムポックス』はこれまでサル痘と呼ばれていた感染症。コンゴ民主共和国などで感染が広がっていて、WHO・世界保健機関は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言している。

エムポックスウイルス
エムポックスウイルス
この記事の画像(3枚)

WHOはKMバイオロジクスが製造する天然痘ワクチン『LC16』をエムポックスのワクチンとして、2024年11月に緊急使用リストに登録している。

エムポックスワクチンの緊急使用リストに登録された『LC16』
エムポックスワクチンの緊急使用リストに登録された『LC16』

KMバイオロジクスは「国際的な公衆衛生上の緊急事態への対応に貢献したい」とコメントしている。

(テレビ熊本)

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。