2月2日に迫った香川丸亀国際ハーフマラソンの見どころをシリーズでお伝えします。パリからロサンゼルスへ、陸上・長距離界が新たな時代に突入する中、国内屈指の高速コースで新記録の誕生が期待されます。

2025年で77回目を迎える香川丸亀国際ハーフマラソン。丸亀市のピカラスタジアムがスタート・フィニッシュの日本陸連公認のコースで、アップダウンが少なくスピードが出やすいのが特徴です。

(2024年実況)
「篠原が前に出た!…あっ田村も出てきた!」

国内屈指の高速コースと言われる丸亀には毎年トップランナーが集い、数々の新記録が生まれてきました。

60回の節目を迎えた2006年には…
(2006年実況)
「福士が快調な走りを続けていますね!」
2004年のアテネ五輪に出場した福士加代子がハーフマラソン初挑戦で当時のアジア記録を更新。
(2006年実況)
「ピースサインでゴール」福士伝説は丸亀から始まりました。

・2016年リオ五輪まで 4大会連続五輪出場

(福士加代子選手 当時23歳)
「(新記録とは)知らなかったここに来てまだ1周走らせるかといい加減やめさせてくれと疲れました」

一方、男子では2020年、ヤクルトの小椋裕介が1時間ジャストの日本新記録でフィニッシュ。この記録は5年経った今も破られていません。

(小椋裕介選手 当時26歳)
「東京五輪の最後の1枠を目指して頑張りたい」

男女の日本人歴代記録のベスト5を見てみると。10人中7人が丸亀で打ち出していて、男子はそのうち3人が2025年のレースに出場予定です。

(2024年実況)
「ラストスパート、さあどっちだ!」
迎え撃つのは、大会記録保持者の外国人選手、そして、パリを駆け抜けたオリンピアン。ロサンゼルスへと向かう長距離界の新たな時代の始まりに新記録は誕生するのか注目されます。

香川丸亀国際ハーフマラソンは2月2日、午前10時35分スタートです。

岡山放送
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