フジテレビは27日、元タレント・中居正広氏をめぐる一連の報道を受けた、2回目の会見を行っている。
第三者委員会の設置について親会社であるフジ・メディア・ホールディングス(FMH)の金光修社長は「社内調査のような当事者によるヒアリングのみでは、身内による甘い評価に陥る可能性があり、客観的な事実を把握することには限界があると判断した」と述べた。
また、17日に行った会見でフジテレビ役員が「第三者の弁護士を中心とした調査委員会」と発言したことについて「第三者委員会の設置を視野に入れつつも最終的な決定に至っていなかった」と説明、「曖昧な発言により、甘い調査を疑われる事態となり、調査への姿勢に疑問を生じさせたことについてお詫び申し上げます」と謝罪した。
そして、17日の会見の後、FMHとして信頼回復を最優先課題として迅速な対応が必要だと判断し、同時に弁護士側からも第三者委員会の設置にFMHの主体的関与が必要との提案があったと説明。フジテレビと協議の上で23日、両社の臨時取締役会で設置を決議し、調査を正式に委嘱したと述べた。
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