中居正広氏の女性トラブルをめぐる一連の報道などを受け、フジテレビは27日、嘉納修治フジ・メディア・ホールディングス、フジテレビジョン代表取締役会長、遠藤龍之介フジテレビジョン取締役副会長 、港浩一フジテレビジョン代表取締役社長、金光修フジ・メディア・ホールディングス代表取締役社長が記者会見を行いました。

女性アナウンサーを意に沿わない形で会食に誘ったことがあるかという問いに対して、港社長は「アナウンサーというのは色々な人と会って、知識を広めるのは大事だと思っている。そういう中で女性アナウンサーと同席した会はありました。冷静に考えると優越的上位にある立場の人間が食事に誘ったときに、あまり気が進まなかったのではないか、いやだったのではないか、行かざるをえず、来た人もいたのかもしれないと今になって思う。本人たちの意思の確認をしっかりやっていかないといけないと思っている。それが企業風土の刷新と思っている」と述べました。

また遠藤副会長は「この20年でいうと、2019年に社長就任、その時に就任祝いで後輩たちが食事会を開いてくれて、その時に女性アナウンサーがいた記憶はあります。意に沿うものだったのか沿わないものだったのかは今は分かりませんが、そのときも含めて意思の確認をしておくべきだったのかなと思います」と述べました。

嘉納会長は「パーティではあるが、個別ではない」と述べました。

金光フジ・メディア・ホールディングス代表取締役社長は、「30年以上前に、女性アナウンサーとホームパーティーに出て食事をしたことがありますが、それ以降一度もありません」と説明しました。

清水フジ・メディア・ホールディングス専務取締役は、「打ち上げなど大人数のパーティー、大人数の会食で同席することはある。意に沿わぬものかどうかは(分かりかねますが)、かなり公式な場しかありません」と説明しました。

また港社長の誕生日会に、被害女性が参加していたのかという質問に対しては、参加していたことを明らかにしました。

この会を編成局の幹部社員が開催したことについては、先輩、後輩、同僚なので、特別な一人ではなく、そういう会を開いてくれたことにはうれしく思っていますと述べました。

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プライムオンライン編集部
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