1月26日に開催される大阪国際女子マラソン。
パリオリンピック6位の鈴木優花選手は、大阪から次のオリンピックへ再スタートを切る。
■【動画で見る】パリ五輪6位も「満腹ではない。もっと上に」大阪国際女子マラソンからロス五輪へ 鈴木優花選手
■「厳しい練習の息抜き」に描く絵 今回は「大阪城」

リオリンピック・マラソン日本代表の鈴木優花選手(25)は大会の前、自分が走る姿をイメージするという。
厳しい練習の息抜きとなっている得意の絵。
今回描いたのは、大阪城だ。
マラソン女子・鈴木優花選手:大阪といえば、コース上にある大阪城じゃないですか

■パリオリンピック6位「いま日本のマラソン界で最も勢いに乗るランナー」

去年のパリオリンピックでは、自己ベストを更新し、6位入賞。
マラソンデビューからわずか1年半でパリへの切符をつかんだ、いま日本のマラソン界で最も勢いに乗るランナーだ。
それでも本人は決して満足していない。
鈴木優花選手(去年・パリオリンピックゴール後):入賞だけでなくメダルを獲得できるところまでなんとしてでもいきたいです
■オリンピック入賞も「満腹ではない もっと上に行きたい」

理由は、パリでの戦いにあった。
35キロ地点までは、先頭集団についていったものの、それ以降は、外国人選手のスピードに圧倒された。
鈴木優花選手:自分はそこまでタイムを狙ったレースでやりきれてない、苦しいところを抜けたら抜けられる体験をできていない。オリンピック6位になったけど、満腹ではないですし、もっと上に行きたい
■「勝負所でのスピード」を磨く練習に取り組む

世界で表彰台を目指すために必要なのは、勝負所でのスピード。
鈴木選手は、中距離をより速いペースで走る練習も組み込み、課題を克服しようとしている。
初めて走る大阪のコースも試走し、準備は万端だ。
鈴木優花選手:ワクワクしますよね。よかった時のイメージでここに飛び込んでいくイメージをしておきたい
■「自己新記録を大きな目標として 狙って頑張りたい」

去年、日本新記録が生まれた大阪で挑む、パリオリンピック以来のフルマラソン。
トップでゴールするイメージはできている。
鈴木優花選手:次のオリンピックに向けて再スタートだっていう新しい気持ちを持って大阪国際女子マラソンでしっかり走りたい。自己新記録っていうところを大きな目標として、狙って頑張りたいなと思っています