「くさい、やばい」道頓堀川の“今”

飛び込んだ人が体調を崩したり、大量のゴミが引き揚げられたりと、汚いイメージが定着している、大阪の道頓堀川。

5月30日の「ごみゼロの日」に合わせ、大阪・ミナミでは戎橋から道頓堀川まで一斉に大掃除が行われました。

川の中から出てきたモノとは?

早朝のミナミ 至るところに「ごみ、ごみ、ごみ」

早朝の大阪・ミナミ。

食べ終えたインスタント麺のカップ、トランプのカードなど、さまざまなごみが散乱していました。

「戎橋」では、市民ボランティアなどおよそ70人が参加し、橋をすっきり丸洗い。

川を汚さないよう水は流さずに拭き取っていきます。

ダイバーや商店街の有志など総勢16人が川の中へ。

「newsランナー」の取材班、堀田篤記者も潜ります。

果たして、道頓堀川の今とは。

道頓堀川を過去を振り返る 高度成長や水質改善の歴史

これは高度経済成長の時代の道頓堀川です。

【当時のナレーション】「道頓堀は非情の川。投身しても水死することなく窒息死」

20年前には川に飛び込んで調子が悪くなる人が続出。

2003年関西テレビ取材班が、川底の調査を行った際は…

【当時の記者リポート】「汚れていて何も見えません」

その後、水門の操作などもあって川は少しずつキレイに。

おととしには、「エビ」や「カメ」、さらには「クロダイ」がいることも確認できました。

川底で次々と発見「1m先くらいが見えるかなって感じ」

さて、ことしはどうでしょうか?

記者「全然見えないな、1m先くらいが見えるかなって感じですね」

ダイバーたちが川底で次々と発見したものは、想像を超えていました。

まず出てきたのは謎の長い棒、そして椅子。続いて毛布。

さらに引き上げられたのは階段の「手すり」。

本来2本あるべきところ、1本しかない現場も確認されました。

誰かが意図的に外して川に捨てたとしか考えられない状況です。

自転車2台、提灯、毛布…川底から30分で出てきたもの

そして最大の驚きは、この日だけで合計2台の自転車が川底から引き上げられたのです。

このほか洗濯物干し、スマートフォン、財布なども発見されました。

わずか30分で、これだけのものが川底に眠っていたのです。

「ごみゼロ」を目指して

【戎橋筋商店街振興組合・市川知明理事長】「大阪のシンボル中心の道頓堀・戎橋をきれいにすることで大阪全体に広がってきれいになるような、そんな願い込めてやらしてもらっています」

川には「生き物」がたくさん暮らしています。

「ごみゼロ」を目指して今後も活動は続きます。

(関西テレビ「newsランナー」2026年6月1日放送)

関西テレビ
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