地元の人から愛され「ニシタチ」と呼ばれる宮崎市の繁華街。一本の細い路地を入ると、レトロな雰囲気に包まれる。宮崎のディープな夜「人情横丁」。小料理屋、居酒屋、焼き鳥屋、お寿司屋、イタリアンなど、多様な飲食店と提灯が並び、県民にとっては懐かしさあふれる隠れ家的存在のエリアだ。そんな「人情横丁」を丸ごと貸し切るプランが初めて利用された。どんな夜になったのか…？
国内外のMICE誘致のため販売中
「人情横丁」の貸切りプランは、国内外のMICE誘致のため宮崎市観光協会が販売しているもので、人情横丁の全店舗を2時間貸し切り、好きなお店を回りながら飲食できるシステム。
料金は「いちはやくニシタチへ」にかけて189万2000円。
約200人で乾杯！
12月、初めてこの貸切りプランが利用され、全国旅館ホテル生活衛生同業組合青年部の約200人が宮崎の夜を楽しんだ。
利用者の感想は？
神奈川県から：
本当に貸し切りになっていて、結構びっくりしている。いっぱい食べれるのがすごくうれしい。
奈良県から：
いろいろな店を回って、いろいろな人と交流したい。
宮崎市観光協会 長田将明常務理事：
県外の方にも大きく認知できるというのが非常にうれしい。全国に帰って、「宮崎のここが良かった！」、「こんな料理がおいしかった！」 と伝えてほしい。
プランには、オプションで「人情横丁ストリートバー」を付けることも可能。人情横丁のストリートに、テーブル・椅子を設置して、ビアガーデン形式で楽しめる。※料金：1人2500円（税込）
宮崎市観光協会では、利用者に街の雰囲気を楽しんでもらい、繁華街での消費につなげたいとしている。
（テレビ宮崎）
