福岡・北九州市に集まったのは、全国から選りすぐりの回転寿司の職人たち。それぞれが、店の看板を背負った熱戦を取材した。
全国から回転寿司の選りすぐりが参加
2026年6月3日に北九州市で開催された回転寿司職人の日本一を決める大会。『すしの都』を掲げる北九州市が誘致に成功し、東京都以外で初めての開催となった。

7000億円以上とされる国内の回転寿司市場。出場したのは全国の回転寿司店から集まった14人の職人たち。

制限時間は、僅かに6分。制限時間内に“握り”10皿、“軍艦”2皿、“細巻き”3皿の、合わせて15皿を完成させなければならない。

スピードはもちろん、仕上がりの美しさやネタとシャリのバランスを見るため、重さもグラム単位で評価される。更に寿司の腕だけでなく接客技術も審査対象となる。
県代表は『廻転寿司 平四郎』中間店店長
福岡県代表は北九州市の『廻転寿司 平四郎』の西颯也さん。中間店の店長を務めている。
「福岡代表として恥かかないように。緊張せずに練習通りにやるだけなので頑張ります」と西さん。地元開催に緊張の面持ちのようだ。

「寿司~、愛してるよ~」とユニークな声援が職人たちを後押しするなか、いよいよ競技スタート。握りのスピードを武器に挑んだ西さん。この組で最も早く、15皿を完成させた。

ところが、西さんの表情は浮かない。「緊張してネタとシャリの大きさがばらついて…。速さも大事なんですけど、一番、お寿司のきれいさが大事なので、決勝に出られればそこを改善したい」
速さを重視するあまり、仕上がりに課題が残ったと振り返る。

初の北九州市開催で、地元から参加した回転寿司店の優勝はあるのか。審査の結果を神妙な面持ちで、じっと待つ。果たして…。

そして全国の一流の職人たちが技を競った熱戦の結果が発表された。
回転寿司MVPに輝いたのは…
残念ながら福岡県代表の西さんは、予選落ち。全国から腕利きの職人が集まっているだけあって、非常にレベルも高かったという。

熱戦の結果、MVPに輝いたのは、岩手県を中心に展開する『すし清次郎』の赤松遼太さん。14人中、技術部門で1位、接客部門で3位という圧巻の成績だった。

今回の大会は北九州市が『すしの都』として誘致に成功したもの。市は、これからも北九州から全国にすしの魅力を発信するとしている。
(テレビ西日本)
