そして「商品を出品するタイミングの選び方も大切」と川崎さんは話す。

フリマアプリでは、出品から間もない商品はお勧めとして、目立つ所に表示されやすい。出品が「新しい順」に並べ替える機能もあって、利用者はそこから探したりもするそうだ。

「フリマアプリを閲覧する時間はそれぞれ違うので、商品を購入してほしい、ターゲットごとに出品時間を変えると良いのかなと思います」

出品の時間帯を工夫してもいい(画像はイメージ)
出品の時間帯を工夫してもいい(画像はイメージ)

例えば、ビジネスマン向けの靴は朝夜の通勤時間帯に出品する、主婦層に需要がありそうな日用品は午前10~11時ごろに出品すると、購入されやすくなるという。

時間帯に悩んだら、フリマアプリがよく閲覧されるといわれる、午後10時以降に出品してみるのもアリとのことだ。

家に眠っていない?意外と売れる物

川崎さんによると、こうした物が意外に売れ行き好調なのだとか。

・昭和の食器や家電
・贈答用の食器やタオル
・ほとんど使っていない化粧品
・参考書や問題集(赤本など)
・福袋が入っていたバッグ

自分の肌に合わなかった化粧品も売れる(画像はイメージ)
自分の肌に合わなかった化粧品も売れる(画像はイメージ)

そして「非常に熱い市場」が“推しグッズ”。アイドルやアニメの関連グッズは需要があり、海外からのニーズも高まっているそうだ。

反対に、フリマアプリの初心者にあまりお勧めできないのは洋服だという。

写真を魅力的に撮るのが難しかったり、ほつれや汚れといったチェック箇所が多かったりするという。既に出品数も多いので、今すぐ売りたい人には向かないようだ。

ちなみに、家電などを売る際は保証期間が過ぎていても、保証書をつけるのがベター。正規品である“証”にもなるという。