MLBナショナルリーグの2024年最優秀選手(MVP)が日本時間11月22日に発表され、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、アメリカンリーグのロサンゼルス・エンゼルスに所属していた2023年に続く、2年連続3度目のMVPに満票で選出された。

MVPは全米野球記者協会(BBWAA)の投票によって決まる。2021年、23年に次ぐ3度目の満票での選出、異なるリーグで2年連続の選出、指名打者に専任しての選出は、いずれも史上初。両リーグでのシーズンMVP選出は、フランク・ロビンソン(シンシナティ・レッズ(1961年)、ボルチモア・オリオールズ(1966年))以来、史上2人目の快挙となった。3度のMVPはマイク・トラウト(エンゼルス)と並んで現役最多。

2023年9月に右肘の手術を受けた大谷は、2024年は投手としてはリハビリ期間で打者に専任したが、レギュラーシーズンでは本塁打と盗塁を量産。MLB史上初となる50本塁打・50盗塁の「50ー50」を達成し、記録を54本塁打、59盗塁まで伸ばしたほか、130打点を挙げてリーグの本塁打王&打点王の2冠に輝いた。打率は2位(.310)で日本人初の3冠王こそ逃したが、文字通り歴史的な大活躍でドジャースの地区優勝に大きく貢献している。

ドジャースはポストシーズン、地区シリーズでダルビッシュ有らを擁するサンディエゴ・パドレスを下し、ナ・リーグ優勝決定シリーズではニューヨーク・メッツを撃破。ワールドシリーズではニューヨーク・ヤンキースを4勝1敗で下し、チームは4年ぶり8度目、大谷自身は初となるワールドチャンピオンに輝いた。

大谷は今オフ、両リーグから各ポジション1人、最も打撃に優れていた選手が選ばれる「シルバー・スラッガー賞」、リーグ問わずベストメンバーが選ばれる「オールMLB」ファーストチーム、リーグで最も活躍した打者が選出される「ハンク・アーロン賞」、年間で最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」をすでに受賞しており、MVPを加えて“5冠”とした。

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プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

記者として社会部10年、経済部2年、ソウル支局4年半の経験を持つ編集長を筆頭に、社会部デスク、社会部記者、経済部記者、モスクワ支局長、国際取材部記者、報道番組ディレクター・プロデューサー、バラエティー制作者、元日経新聞記者、元Yahoo!ニュース編集者、元スポーツ紙記者など様々な専門性を持つデスク11人が所属。事件や事故、政治に経済、芸能やスポーツまで、あらゆるニュースを取り扱うプロ集団です。