しゃがみこみ、植物を観察される悠仁さま。9月6日、18歳の誕生日に合わせて公開された映像です。
この記事の画像(18枚)悠仁さまは、ご成年を迎えられるにあたり、初めて文書で感想を寄せられました。
悠仁さま 成年に当たってのご感想:
9月6日に18歳の誕生日を迎え、成年になります。幼稚園や小学校、中学校に通っていた日々がついこの間のことのように感じていますが、もう成年なのかと思うと、時が経つのは早いと実感しています。
2006年9月6日、秋篠宮家の長男として誕生された、悠仁さま。
悠仁さま(2010年 上野動物園にて):
「どうやってもつのー」「たぬきー」
その側にはいつも、姉の眞子さんと佳子さまが。庭で栽培されている野菜を一緒に収穫したり、縄跳びをされたりする姿もありました。
悠仁さま 成年に当たってのご感想:
この18年の間、多くの方々が、その時々にさまざまな形で心を寄せてくださいました。
深く感謝申し上げます。そして、今まで育ててくれた両親と姉たちにも感謝しています。
現在高校3年生の悠仁さま。この1年は、学校生活以外にも、様々な経験を積まれています。
6月にはルクセンブルクの皇太子が来日し、ご一家で夕食を共にし、懇談されました。
また、この夏にはご両親とともに「第48回全国高等学校総合文化祭」に出席されました。
悠仁さまがご両親と参加される公務について、30年以上に渡り、秋篠宮さまと親交がある
ジャーナリストの江森敬治氏はこう話します。
ジャーナリスト 江森敬治氏:
悠仁さまが一緒について行かれて、いろいろご両親の仕事へ取り組む姿勢といいますか、そういったものも間近に行って見ていらっしゃるなっていう…。見て学ぶというか、聞いて覚えるというかね。そういった体験を積むということはとても大切なことだと思います。
また、悠仁さまは、幼いころから、トンボの生息環境などの調査を続けられています。
8月、私的に参加された「国際昆虫学会議」の開会式。そこでは、悠仁さまが共同研究者に名を連ねる皇居のトンボについて研究発表が行われました。
この会議の組織委員長をつとめた、悠仁さまと長年交流がある玉川大学学術研究所の小野正人所長はその時のご様子についてこう話します。
小野正人所長:
HISAHITO AKISHINOMIYA と書いてある一般の参加者が首から提げているIDカードをご用意しておいたんですね。これはもちろんつけいただいてもつけいただかなくても。
だけれども、次にご懇談の時にそれを身につけておられたんですね。それは自分が国際会議に参加しているということをすごく喜んでおられるというか、誇らしく思っておられる証じゃないかな、と。
小野正人所長:
とんぼに向き合っているときは、本当に目が輝いていて体が先に動いて本当にとんぼがお好きなんだなっていう感じがします。
成年皇族となり来年3月、高校を卒業される悠仁さま。卒業後はどのような進路を選ばれるのでしょうか?
ジャーナリスト 江森敬治氏:
小さい頃からご両親は自主性を重んじるような形で育てて来られてると思いますので、どういった分野に進みたいとか、どういった大学を考えているとか、そういったことはもちろん秋篠宮さまも相談に乗られてアドバイスもされると思いますが、最終的にはご本人がいろいろ考えて決められると思います。
フジテレビの皇室担当・橋本寿史解説委員は…、
橋本寿史 解説委員:
東大、筑波大など、そして、玉川大や東京農大のようなところも、いろいろと名前には上がっていますけれども、今のところどこというところは不明です。
特に宮内庁としては確実性のない中で、そういったところの名前が色々と出てきていたり、それが非難をするような形で色々と取り上げられていることに対して、大変心を痛めてまして、やはり静かな環境の中で大学進学への学業を進めてほしいというのが、宮内庁の願っているところですね。
悠仁さま 成年に当たってのご感想:
2022年4月から、民法の定める成年年齢が20歳から18歳になったことにより、私も成年になるのは高校在学中になります。今は最終の学年として、進路実現に向けて努めつつ、学校行事を含め残り少ない高校生活を大切にしたいと思います。
今後も一つひとつ経験することを通して学びを深め、さまざまなことを吸収して、成長していきたいと思います。
(めざまし8 9月6日放送より)