8月も後半に入り夏休みも終わりが近づいているが、今回は夏休みの最後の思い出づくりに訪れてみてほしい、大分県豊後大野市で楽しめるアクティビティなど、自然を満喫できるスポットをご紹介。
日本ジオパークにも認定されている豊後大野市
大分県南西部に位置する豊後大野市。
代表的な名所は「原尻の滝」。幅120メートル、落差は20メートルあり、「東洋のナイアガラ」とも呼ばれている。

こうした雄大な景色が各地に広がる豊後大野市は日本ジオパークにも認定されていて、その自然を満喫できるアクティビティいま注目を集めている。
カヌー日本代表も合宿で訪れた「急流下り」
TOS 児玉直輝記者ーー
「豊後大野の大野川。こちらではラフティングが体験できるということで、いまからこの巨大なゴムボートに乗って川を下ります」
ラフティングが楽しめるのは大野川の中流、リバーパーク犬飼付近で、国内でも屈指のカヌーの練習場でもあり、今回のパリオリンピックにも出場した日本代表選手たちが強化合宿で訪れたこともあるという。
そんな場所での急流下りが、ガイドが同乗するゴムボートで子供からお年寄りまで誰でも楽しめる。

ラフティングを体験したTOS児玉直輝記者は「楽しかった!川を下る前はすごく怖かったが、本当に楽しくて迫力満点!」と感想を話す。
また、一緒にラフティングを体験した女の子は「一気に下り坂になってスピードが速くなるところが楽しかった」と嬉しそうに語った。
川辺で楽しむ「アウトドアサウナ」
体を動かした後は、自然の中で癒しの時間を過ごしてみるのはいかが。
おすすめは「アウトドアサウナ」。
「おんせん県」を掲げる大分にありながら、市内に温泉が無い豊後大野市だが、それを逆手にとり、サウナでの地域おこしを進めている。

宿泊施設「ロッジきよかわ」で楽しめるのは川辺でのサウナ。
テント型のサウナで体を温めた後は…水風呂代わりに目の前を流れる川へダイブ!この日訪れた「サウナー」たちも気持ちよさそうにととのっていた。

利用客はこのサウナの良さについて「自然を感じられるところ」と話している。
ロッジきよかわの江副雄貴代表は「自然の中で清流に飛び込んで火照った体を冷まして、いいリフレッシュになると思う。夏休みに是非、思い出作りに来てもらえれば」と呼び掛けている。
自然を満喫した最後はひんやりスイーツを
サウナでととのった後は、最後にひんやりとしたスイーツを紹介。
それが豊後大野市のご当地ソフトクリーム「大吟醸酒粕ソフト」。明治22年創業の老舗の蔵元「浜嶋酒造」が併設するカフェで提供している。

試食したTOS児玉記者は「普通のソフトクリームと全然味が違う。酒粕特有の甘さと風味がある」と感想を述べた。
浜嶋酒造の浜嶋生美専務は「酒粕はアミノ酸がとても多い。体にとてもいい。皆さんが健康でこの暑い夏を乗り切れるように役立ててもらえれば」と話す。
恵まれた自然の中で様々な体験を楽しめる豊後大野市。この夏、一度訪れてみてはいかが。

(テレビ大分)