旧優生保護法の下で不妊手術を強制された人々が国を訴えた裁判で、最高裁大法廷は、旧優生保護法は憲法に違反するとして国に賠償を命じる判決を言い渡しました。
判決を受け、岸田首相は、原告らに直接おわびする考えを表明しました。
この記事の画像(4枚)岸田首相:
真摯(しんし)に反省し、心から深くおわびを申し上げる次第です。(原告など)皆さまにお会いをして、反省とおわびの言葉を直接お伝えしたいと思っております。
記者団の取材に岸田首相は、「判決に基づく賠償を速やかに行う」と述べるとともに、「新たな補償のあり方について、可能な限り早急に結論を得られるよう指示を出した」と明らかにしました。
原告らとの面会については、「今月中にセットするべく調整をするよう指示した」としています。