再春館製薬所バドミントン部で、パリオリンピックに出場する山口茜選手と志田千陽選手・松山奈未選手のペアの壮行会が開かれ、決意を語った。パリの舞台でメダル獲得に期待される。

パリオリンピック出場の3人を激励

拍手に迎えられ登場したのは、女子シングルスの山口茜と、女子ダブルスの志田千陽・松山奈未の“シダマツ”ペアだ。3人のパリオリンピック代表選手を励まそうと、所属する再春館製薬所の社内で6月26日に壮行会が開かれた。

この記事の画像(5枚)

女子ダブルス代表で再春館製薬所の志田千陽選手は「シダマツらしく楽しんでプレーできたらいいなと思いますし、山口(茜)と3人でオリンピックに行けるので3人で力を合わせて笑顔で帰ってこられるように、また皆さんの前でいい報告ができるように頑張りたいと思いますので、温かく見守ってくれたらうれしいです。よろしくお願いします」と挨拶し、社員たちからは国旗にしたためた寄せ書きと千羽鶴がそれぞれの選手に贈られた。

山口選手とシダマツペアの意気込みは

リオデジャネイロ、東京、パリと3大会連続のオリンピック出場する女子シングルス代表の再春館製薬所・山口茜選手は「(パリは冬の大会が多くて)寒い印象が強いんですけど、オリンピックは夏なので五輪一色に染まってるのかなという、街の雰囲気を楽しめたらいいなと思います。小さい時から応援してくださってる方もたくさんいるので、そういった方たちに成長した姿を見せられるように。結果はどうなるかわからないですけど、自分がしっかり納得して、最後笑って終われるように頑張りたいなと思います」と抱負を述べた。

一方、初めて五輪の舞台に挑むシダマツペアの志田千陽選手は「目標はもちろん金メダルなんですけど、予選から簡単な試合は一つもないと思うので、まずは予選リーグをしっかり突破して決勝リーグに進めるように2人で準備したいなと思います」と話した。

また、ペアを組む松山奈未選手も「女子ダブルスの中ではスピード感を持ち味として自分たちは(コートを)クルクル回るようなプレーをするので、いろんな試合を見ながら私たちのスピード感を感じていただけたら(五輪を)楽しんでいただけると思います」と意気込みを語った。

パリオリンピックのバドミントン競技は7月27日に予選リーグがスタートし、決勝トーナメントは8月5日まで行われる。

(テレビ熊本)

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。