モンテディオ山形は、2027年の完成を目指している新たなスタジアムについて、建設と運営を担当する新会社を設立したと発表した。スポーツ観戦だけでなく、試合のない日でも多くの人が訪れる施設を目指すという。

スポーツだけではなくイベントなども

モンテディオ山形は、山形・天童市の県総合運動公園に新たなスタジアムを建設する計画で、2025年春の着工、2027年7月の完成を目指している。
収容人数は、J1のライセンスを満たす1万5000人となる予定だ。

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モンテディオ山形は、新たなスタジアムは「民設・民営」の形で進めるとしていて、5月31日に、新たなスタジアムの建設と運営を担う新会社「モンテディオフットボールパーク」を設立した。

新会社は本社を山形市に置き、資本金は4500万円。新会社の代表には、モンテディオ山形の相田健太郎社長が就任した。

新会社には、モンテディオ山形をはじめ、旅行会社大手のJTB、スタジアム運営のコンサルティングなどを行うSol Levante Sports、リース事業などを手がけるNECキャピタルソリューションの計4社が共同で出資している。

モンテディオ山形は、新しいスタジアムについて「1年間のうち、試合がある20日間しか稼働しない単なるスポーツ観戦施設として使うのではなく、様々な催し物や飲食物の販売などを通して、試合のない日でも多くの人が訪れるような施設を目指したい」としている。

(さくらんぼテレビ)

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