5日未明、愛媛・松山市で信号無視をしてパトカーから追跡されていた白い車が、逃走中にミニバイクをはね、走り去る引き逃げの瞬間が撮影されていた。

ミニバイクは車とぶつかると、火花を散らして転倒していて、衝撃の大きさがうかがえる。
火花散らしミニバイク転倒…そのまま走り去る
この事故で、ミニバイクを運転していた67歳の男性が胸の骨を折る大けがをした。

追跡していたパトカーはひき逃げに気がつかず、通行人からの通報で事故が判明した。
さらに白い車も見失ってしまったというが、その後、現場周辺の防犯カメラなどから逃走した車を特定し、市内に住む会社員の奥定美滉容疑者(24)をひき逃げの疑いで逮捕した。

調べに対し、奥定容疑者は車を運転していたことについては認めているというが、「原付や人とぶつかったとは思っておらず、電柱とぶつかったと思っていた」と、一部容疑を否認しているという。
また追跡中に事故が起きたことについて、愛媛県警は「追跡は適正に行われ問題はなかった」としている。
(「イット!」8月6日放送より)
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