熊本・八代駅と鹿児島・川内駅を結ぶ肥薩おれんじ鉄道が開業以来初めての運賃「値上げ」を検討していることが分かった。

2024年度中の運賃改定を予定

肥薩おれんじ鉄道によると、鹿児島県と沿線自治体でつくる利用促進協議会の場で、肥薩おれんじ鉄道の古森美津代社長が運賃改定を検討していることを明らかにしたということだ。

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現在、九州運輸局と協議中で、内容が整い次第申請し、2024年度中に値上げを実施する予定だ。運賃改定が行われれば、消費税増税を除いては開業以来初めてとなる。

肥薩おれんじ鉄道は2004年に第三セクターの鉄道会社として開業以来、赤字が続いていて、燃料費や人件費の高騰のあおりを受け、安定的な運行を続けるために値上げに踏み切るということだ。

(テレビ熊本)

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