メジャーリーグ、ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏の違法賭博問題について、アメリカメディアが、この数週間の間に、アメリカの捜査当局が大谷選手を聴取したと報じた。

また水原氏についても、窃盗に関連した連邦犯罪を認める方向で交渉中であり、「捜査の終結が急速に近づいている」と報じた。

アメリカのニューヨーク・タイムズは10日、関係者の話として、検察当局は水原氏が大谷選手から450万ドル以上、日本円で6億8千万円以上を盗んだ可能性があるほか、水原氏が大谷選手の口座の設定を変更し、取引の通知などが大谷選手の元に届かないようにできたとする証拠を掴んだとみられると報じた。

水原氏は、窃盗に関連した連邦犯罪を認める方向で交渉中とも報じていて、水原氏が連邦判事の前で有罪を認める事で、金銭が違法賭博の胴元側に送金された事を知らなかったという大谷選手の主張が裏付けられる可能性があるとしている。

また別の関係者の話として、捜査当局は大谷選手と水原氏の関係を詳しく知るため、この数週間の間に、大谷選手に事情聴取をすでに行ったということだ。

プライムオンライン編集部
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