常陸宮ご夫妻は、小中高生の発明品のコンクール「全日本学生児童発明くふう展」の表彰式に出席された。
このコンクールは、次世代を担う小中高生が発明や工夫の楽しさや喜びを経験するため、常陸宮さまが総裁を務められる「発明協会」が主催している。
ご夫妻は、最高位の恩賜記念賞を受賞した中学2年生の嘉手納杏果さんから、自然の海では冬にしか発芽しないという海草の「アマモ」を季節を問わず自宅でも育てられる装置について説明を受けられた。
ご夫妻は嘉手納さんを「おめでとう」と祝福し、「塩分は入ってるの?」などと質問された。
また、高校を卒業し就職が決まったという受賞者には、「どうぞ続けて発明賞を狙ってください」とエールを送られていた。
引き続き表彰式が行われ、ご夫妻は恩賜記念賞が手渡されると拍手で称え、にこやかに手を振って会場を後にされた。