天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、3月27日午後4時半頃、奈良県の橿原神宮前駅に到着された。2日間にわたる初めてのお一人での地方訪問を終え、淡い水色のスーツと帽子姿で歓声に手を振って応えられた。
淡いグレーのロングドレスで神武天皇陵をご参拝
27日午後2時頃、奈良県の近鉄・大和八木駅に到着された愛子さま。そのお姿が見えると、沿道からは大きな歓声が上がった。
この記事の画像(23枚)愛子さまは、集まった大勢の観光客などに笑顔で手を振り、奈良・橿原市にある神武天皇陵に向かわれた。
午後3時45分頃、神武天皇陵では、黒の帽子と淡いグレーのロングドレスに装いを変え、神妙な面持ちで進まれると、玉串を捧げて深く拝礼。初代天皇とされる神武天皇に学習院大学の卒業を報告された。
白とグレー、2着のロングドレス
愛子さまは、26日は伊勢神宮、27日は神武天皇陵をロングドレスで参拝された。
現地で取材しているフジテレビ宮内庁担当の宮﨑千歳キャップは、2着のロングドレスにはそれぞれ意味があると話す。
「伊勢神宮は天皇家の祖先とされる天照大神がいらっしゃるとても神聖な場所であり、参拝用のドレスは伊勢神宮でしか着用しないというしきたりがあります。
一方で、神武天皇陵への参拝はいわばお墓参りですので、暗い色味、今回は淡いグレーでしたが、そうした色のロングドレスの着用がドレスコードになります。そうした装いのルールについては、経験豊富な皇后さまが心を配り、細やかに用意を手伝われたのではないかと思われます」
(「イット!」3月27日放送より)
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