注意欠如多動症・ADHDの治療に使う薬「コンサータ」について、薬局などで供給不足が生じているとして、発達障害の当事者団体が供給の安定を求め、厚生労働省に要望を行いました。
ADHDの治療薬「コンサータ」をめぐっては、需要の増加などを受け、販売会社が限定出荷を行っていて、薬局などで供給不足が生じています。
こうした事態を受けて、発達障害の当事者団体は会見を開き、厚労省に対し、薬局間で在庫の偏在があり、患者の治療継続のために対策が必要だとして、要望を行ったことを明らかにしました。
「コンサータ」は、薬物依存や乱用の防止のため、薬局間での譲渡が禁止されていますが、この規制について販売会社の限定出荷が続く間に限り緩和することを求めています。
当事者団体は、「コンサータがあることで、患者は学校や職場で発達障害のない人と同様に、日常生活を送ることができる。大切な欠かせない薬だ」としています。
厚生労働省は、薬局間での譲渡について、販売会社と協議していくとしています。