16日に金沢・敦賀間の開業を迎える北陸新幹線。
能登半島地震からの復興の原動力になるとの期待も高まる中、今まで“新幹線なし県”と言われていた福井県は大いに盛り上がっていました。
福井県 杉本達治知事:
100年に一度のビッグチャンス！恐竜（のモニュメント）もたくさん増えていて、「福井ってこんなとこだったんだ」と思っていただけると思います。
日本で発見された化石のうち、実に8割が発見されている「恐竜王国」でもある福井県。
福井駅では今回、新たに6体の恐竜のモニュメントが設置され、合計18体で観光客らを出迎えます。
延伸開業で、東京から福井までは「36分間」短縮され、最短2時間51分で移動が可能に。福井の老舗そば店は、新幹線開通を「福井県民の悲願」だと話します。
越前そば見吉屋 若女将・大谷久美子さん:
とにかく福井は空気がおいしい、水がおいしい、そして人がいい。都会の方に福井に来て癒やされてほしいです。
福井のおすすめスポット＆グルメ
世界三大恐竜博物館の1つである「福井県立恐竜博物館」をはじめ、様々な観光スポットのある福井県。開通したらまずはどこに行ったら良いのでしょうか？
「めざまし8」が、杉本達治知事に直接福井の「おすすめスポット」を聞いてみたところ…こんな場所を教えてくれました！
福井県 杉本達治知事:
まず終点の敦賀駅、ここから少し行ったところに、三方五湖の「レインボーライン山頂公園 天空のテラス」というところがあります。
その山頂公園には、足湯があったりとか、ソファーベッドなんかがあったりして恋人とか家族とか本当いろんなところも、見られて絶景ですし、ぜひお越しいただきたいというふうに思います。
――グルメに関しては？
福井はとても食がいいと思います。食の中でも特に越前蕎麦。永平寺町に「けんぞうそば」ってありまして、辛味大根かけて食べるお蕎麦屋さんで、もう食べるとですね、びっくりするぐらい辛みを感じます。でも、とても爽やかっていうか後味のいいおろし蕎麦になっています。
さらに、福井出身の政治ジャーナリスト・田﨑史郎氏は、福井県と政治家のこんな類似性を教えてくれました。
――北陸新幹線延伸は政治的にどんな意味合いがあるのですか？
田﨑史郎氏:
やっぱり人の往来が増えるということだと思います。福井というのは非常に保守的な県なんですけれども、やはりいろいろな人の交流によって、考え方も変わってゆくだろうと思います。
――田﨑さん的おすすめスポットはありますか？
僕が生まれた福井県三国町には「東尋坊」というところがあるんですけど、本当に海べりで断崖絶壁のところなんですね。断崖絶壁といえば政権に例えると「岸田政権」なんですよ。
岸田政権は今、支持率が低迷していて、いつ倒れても不思議じゃないくらいの断崖に立っているんですね。しかし断崖で踏ん張っている、だから岸田政権のような絶壁です。
さらに田﨑氏おすすめの福井グルメは、谷口屋の「油あげ」。｢一見普通の食べ物、食べた後に味わいがある｣まさに菅前首相の様な味わいだということです。
(めざまし8 3月15日放送)
