民間企業スペースワン社が開発した小型ロケット「カイロス」が13日午前11時過ぎ、和歌山・串本町の発射場から打ち上げられたが数秒後に空中で爆発した。
爆発後、発射場周辺の山林から火の手が上がり、消火活動が行われている。
成功すれば日本で初めて民間ロケット発射場から打ち上げられたロケットとなるはずだったカイロス。衝撃的な爆発で、SNSには「あっりゃぁ~~~」「積み上げたものが一瞬で…」「カイロスに携わった人たち、 悔しいだろうなぁ」などの悲しみの声もあるが、開発陣を激励する書き込みが相次いでいる。
「残念だけどまた頑張ってほしい」「カイロスには希望しかないと思うので頑張って欲しいです」「カイロスあかんかったか~次がんばろ!」という声が多く、同じく民間会社としてロケットの打ち上げをしているSpaceX社を引き合いにだし、「スペースXがボンボン爆発しながら開発進めたおかげでカイロスが爆発しても、宇宙開発ってそういうもん!次弾装填!!みたいな気持ちで見てる人が多くなったんじゃないか」「日本もSpaceXみたいに失敗集作って流すくらいのメンタリティでやってほしいよ。次にいかせば良い。」という書き込みも多く見られた。
失敗を嘆いたり批判する声よりも圧倒的に「激励」や「次に活かすべき」との声が多く、民間による宇宙開発を絶やすべきでは無いとの意見が増えているようで、「失敗から課題を見つけ再度のチャレンジを期待します」「成功の為の学びと なる事を祈ります」という書き込みが印象的だった。