国民スポーツ大会のアルペン競技が行われる、山形県最上町が雪不足に悩まされている。
茶色いゲレンデに、選手たちも困惑。
コースは当初の1kmの予定から大幅に短縮され、300mほどになった。
茶色く濁ったゲレンデ
茶色いゲレンデ。濁っているが、わずかに雪がある。

コースの外には土が見えている。
山形・最上町で行われる国民スポーツ大会。
そのアルペン競技が行われる赤倉温泉スキー場が、雪不足にあえいでいる。
19日、コースの下見に来た選手たちもこの状況に困っていた。
和歌山県の選手は、「競技できるんですかね… 茶色いし」とコメント。

当初は約1kmのコースで行われる予定だったが、雪不足で約480mに短縮。
1トンを超える雪を運び入れた。
しかし、香川県の選手は「土が混ざっていて板がダメになる。滑って下りられない」と話した。
距離はわずか300mほどに
しかも雨で雪解けが進み、20日になって、さらにコースを短縮することになった。

距離は当初の3分の1以下のわずか300mほど。
競技は22日から始まるが、21日にようやく雪が降った。
予報では、21日の夜いっぱいは雪が降り続くとみられている。
(「イット!」 2月21日放送より)
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