福岡・大野城市の自動車学校でAIを導入した新たな教習を始めたという。一体どのような教習なのか?指導員不足解消の一手となるのか?記者が体験取材した。
AIが自動車教習!記者が体験
福岡・大野城市の自動車学校で撮影されたのは、「AI教習システム」だ。いま免許を取得する場が「変革」を迎えている。
AIを活用した教習システムだが、どんなものなのか実際に記者が体験した。

「いきます!」と車に乗り込み運転を始めた記者だったが…
AIが「発進前に周囲の安全を確認しましょう」と音声で注意を促す。

記者:
ごめんなさい。
開始早々、人間の指導員と同じようにAIが注意してくる。

さらに運転操作を誤ると…
AI:
直進です。その先3番の標識の奥を左折です。

記者:
うおっ!
一時停止に従わなかったことで、突如補助ブレーキが作動した。

記者:
うわぁぁぁ!いろんなものが落ちて…。

この急ブレーキでカメラが倒れ、取材班も苦笑い。
結果は「不合格判定」AIの厳しい教習指導
クランクコースで脱輪させてしまうと…
AI:
ブレーキペダルに足を置き、シフトレバーをリバースに入れてください。

記者:
これは今ブレーキがかかった状態ですね。人間よりも厳しいですね。

同乗の指導員:
厳格です。
その後、約12分間の教習が終了すると、記者の運転評価はマイナス400点で不合格だった。

記者:
わー!マイナス400点?!もう1回やりたいぐらい…。
今年から本格活用を始めたAI教習は、指導員不足の解消として期待されている。
(「イット!」 8月12日放送より)
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