6日、チリの前大統領ピニェラ氏がヘリコプター事故で死亡した。
湖に墜落したヘリコプターは、ピニェラ氏が操縦していたとみられている。
ピニェラ氏は、東日本大震災の翌年の2012年には宮城県南三陸町を訪問し、復興を支援していた。

ヘリコプターが湖に墜落

2017年、南米チリ・サンディアゴで大歓声を受ける、チリのピニェラ前大統領。

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しかし6日、ヘリコプターが離陸直後、湖に墜落。
乗っていたピニェラ氏は死亡した。

日本とも縁のあったピニェラ氏。
東日本大震災の翌年の2012年には、被災した宮城・南三陸町を訪問。復興を支援して、モアイ像を贈っていた。

チリと日本は共に地震の多い国。そんな共通点もあり、心を寄せてくれたのだ。
ピニェラ前大統領は「日本がんばれ、チリがんばれ」と応援のメッセージを送っていた。

ヘリはピニェラ氏が操縦か

さらに、歴史的な場面にもピニェラ氏の姿があった。

2010年、世界が固唾(かたず)をのんで見守った鉱山事故の救出劇の際、現地で助け出された33人の労働者をねぎらったのは、大統領だったピニェラ氏だった。

事故の原因は明らかになっていないが、当時、現場周辺は雨。ヘリコプターは、74歳のピニェラ氏が操縦していたとみられている。
(「イット!」 2月7日放送より)

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