自民党は、派閥の政治資金パーティー事件を受けて、5日午後、党所属の全国会議員を対象としたアンケート調査を開始した。
「派閥による政治資金パーティーに関する全議員調査」と題されたA4紙1枚で、締切日は8日木曜日となっている。
調査票には、「本来、議員側の支部・関係政治団体の政治資金収支報告書に記載するべきであった収入の記載漏れがありましたか、ありませんでしたか。以下解答欄の該当する方を◯で囲んでください」と書かれている。
「あった」と回答した場合、平成30年から令和4年の5年間分の不記載額を記入する形式になっている。
岸田首相は、2日の衆院予算委員会で、このアンケート調査について今週中に行い、「来週早々に取りまとめる」方針を示していた。