自宅のトイレで用を足しているところに、猫がドアを開けて入って来た…。そんなシチュエーションに遭遇した様子を紹介した投稿が、SNSのXで話題になっている。
人がトイレに入ってるところに押し入って来て、飽きたので出て行こうとしている猫

飼い主のトッケイヤモリさん(@zatazata)さんは、こんなコメントとともに一枚の写真を投稿。

そこには、トイレのドアノブに左の前脚をかけようとしている飼い猫の姿が…。
飼い主さんが用を足しているところに、鍵のかかったドアを開けて入ってきて、そして出ていくところだという。

器用に後ろ脚だけで立っている姿もすごい。慣れた様子がうかがえるが、いつものことなのだろうか。
鍵開けをマスター!?
飼い主さんによると「うちのトイレは鍵をかけていても、上手くガチャガチャやると外から開けることが出来る。そしてどろぼうひげはその加減をマスターしているので、トイレに入ってる時にしばしば押し入って来る」とのことだ。

なお猫の名前はゆきくん(13歳・男の子)だが、飼い主さんはSNS上では“どろぼうひげ”という愛称で呼んでいるという。
投稿を見た人からは、「この姿勢、なんか進化してませんか、生き物として、、、」「出ていくときは閉めてね」などのコメントが寄せられ、2万8000のいいねを集めている(2月2日時点)。
“猫ばなれ”した行動で多くのXユーザーを驚かせたどろぼうひげくんだったが、飼い主さんが用を足しているトイレに押し入って、一体何がしたかったのだろうか…。飼い主さんに聞いてみた。
トイレが長いから気になる…?
――まず、なぜ「どろぼうひげ」なの?
「どろぼうひげ」は顔に昔の漫画の泥棒のヒゲのような模様があることからです。本名の「ゆき」はお腹に真っ白い毛があるのでそう付けました。

――どろぼうひげくんはトイレに押し入って何がしたいのだと思う?
どろぼうひげは人がトイレに入っていると、何をしているのか気になるのか、よく覗きに来ます。何が気になっているのかはよくわかりません。私のトイレが長いので、気になるのかも知れません。
トイレに入って来て、特に何をするわけでもなく、たいていは暇そうにしてますね。こちらの顔を見て満足するのか、しばらくすると、もういいやと自分で出て行くか、出してくれと訴えます。
――どれくらいの頻度であるの?
月に1回くらいはあります。

――ドアには鍵をかけているとのことだけど、どうやって開けているの?
レバーハンドルを小刻みにガチャガチャやると鍵が開いてしまうので、それをやります。慣れていて上手に開けます。
――いつから開けられるようになったの?
だいぶ前から開けられて、1、2歳の頃からはやっていたと思います。
――トイレ以外のドアも開ける?
トイレ以外も開けます。同じレバーハンドルは皆開けます。
人が嫌がることをやってアピール!?
――どろぼうひげくんはどんな性格?
性格は甘えん坊です。割と賢いので、ご飯が欲しい時に、人が嫌がることをアピールとしてやって来ます。例えば、携帯の充電器のコードや端子をわざと噛んだり、机の上にある大事そうな物を落としたり、あと、爪を研いで欲しくない場所でわざとバリバリやったりします。

――「この姿勢、なんか進化してませんか、生き物として、、、」というリプライもあったけど、ほかにも人間のような行動をする?
姿勢が人間っぽいことはそんなにありませんが、前述のように、人の嫌がることを的確にやって来ます。

――ちなみに、トイレに押し入って来られてどう思っている?
いつものことなので、また来たな、と思って見ています。ただ、ドアを開けても閉めないので、ちょっと迷惑ではあります。でもその迷惑なところも猫の良い所だと思っています。
人がトイレに入ってるところに押し入って来て、飽きたので出て行こうとしている猫。#現在の猫 pic.twitter.com/Mv60spJ6Ym
— トッケイヤモリ (@zatazata) January 25, 2024
どろぼうひげくんの振る舞いに時々ちょっと迷惑をしているという飼い主さんだが、Xには「こういう猫の身勝手さを僕は愛している」と投稿。これからも愛猫との暮らしを楽しんでいくことだろう。
(画像提供:トッケイヤモリさん)