宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した無人探査機「SLIM」は、20日午前0時過ぎ、日本初となる月面着陸に成功した。
世界では、アメリカや中国などに続き5カ国目。
岸田首相は、「月面着陸に至ったことは大変喜ばしいニュースだ」と、X(旧ツイッター)に投稿。「太陽電池が発電しておらず詳細な解析が必要とのことだが、関係者のこれまでの努力に敬意を申し上げる」として、「更なる挑戦を引き続き後押ししていく」と強調した。
小型月着陸実証機「スリム」(@SLIM_JAXA)が、太陽電池が発電しておらず詳細な解析が必要とのことですが、月面着陸に至ったことは大変喜ばしいニュースだと思います。
— 岸田文雄 (@kishida230) January 20, 2024
関係者の皆さんにはこれまでのご努力に敬意を申し上げ、更なる挑戦を引き続き後押ししてまいります。
また、高市宇宙政策相もコメントを発表し、「SLIMの月面着陸は、我が国としてのアルテミス計画への参画や、火星をはじめとする天体への探査を進める上で、大きな意義を持つ」として、関係者に敬意と謝意を示した。
そして、「今回の挑戦をさらに次の目標につなげ、我が国の宇宙探査分野の研究開発を、前に進めることに期待する」とした上で、宇宙政策担当の閣僚として「今後とも、我が国の宇宙開発利用を着実に進めていく」と強調した。