お盆休みも残すところあと1日となりました。
16日はUターンラッシュのピーク。
空港の到着ロビーや駅のホームで、はじける笑顔と別れの涙が交錯しています。
成田空港の到着ロビー。
お盆休みを海外で過ごした人たちの帰国ラッシュが16日ピークを迎え、スーツケースを手にした家族連れなどで混雑しました。
成田空港にはきょう1日で約5万人が入国する見通しです。
愛知県の中部国際空港セントレアも16日が帰国ラッシュのピークとなりました。
一方、JR仙台駅の東北新幹線のホームには大きな荷物やお土産を持った人や家族を見送る人たちの姿が。
千葉へ帰る家族:
おばあちゃんが泣きそうです。またすぐに仙台に戻ってきてねと。
孫たちが新幹線に乗ると、窓越しに何度も手を振って別れを惜しむ祖母の姿がありました。
そんなお盆休み終盤、長い列ができていたのが東京・有明の東京ビッグサイトです。
16日から世界最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット106」が始まり、多くのアニメファンやコスプレイヤーが訪れました。
16日は東京都心の最高気温が33度を超える厳しい暑さとなりましたが、コスプレイヤーたちはネッククーラーをしたり着ぐるみの中に携帯扇風機を入れたりして熱中症対策を行っていました。
さらに2025年は会場で氷が初めて販売され行列ができていました。
札幌市では、東京を上回る33.4度を観測。
これで年間真夏日日数が1924年の31回を超え、101年ぶりに最多記録を更新しました。
お盆休みを襲った記録的な大雨で大きな被害が出た熊本市では36度を超える猛暑の中、約50人のボランティアが集まり水に浸かった家具などの運び出しを手伝っていました。
ボランティアの男性:
熊本地震の時に大津のおふくろの家が被災したので、ボランティアに入ってもらったんですよ。その恩返しで。熱中症に気をつけながらしたいです。
熊本市では8月24日まで災害ボランティアの受け入れを行うということです。