19日午前、神戸市の阪神高速湾岸線の下り線で軽自動車など合わせて4台が絡む事故が発生した。

神戸市東灘区の阪神高速5号湾岸線の下り線で、午前11時すぎ「車4台による事故です」と消防に通報があった。
■挟まれた軽乗用車が大破

警察などによると、軽乗用車やタンクローリーなどあわせて4台が絡む多重事故があり、軽乗用車がタンクローリーと2台のトラックに挟まれて大破した。
軽自動車に乗っていた人が車内に閉じ込められた状態で、救助作業が続いていたが、午後2時ごろ、乗っていた2人の死亡を確認。
タンクローリーとトラックの運転手にけがはなかった。
■「前を見ていなくて追突した」

この事故で警察は、大型トラックの運転手を、過失運転致傷で現行犯逮捕。
運転手は「前を見ていなくて追突した」と話しているということで、 警察と消防が事故の原因を詳しく調べている。