札幌市のデパートで節分に食べる「恵方巻き」の予約が始まった。
2024年の注目は、北海道の海の幸をぎゅっと閉じ込めた1本、どんな味だろうか。
「恵方巻き」予約スタート
2024年の干支である辰をイメージした、サーモンとアボカドの恵方巻きに、いくらやマグロなど7種類の海の幸がぎっしりつまった、ぜいたくな恵方巻き。

大丸札幌店では、先週から恵方巻の予約が始まった。
大盛りホタテが圧巻 豪華な恵方巻も
2024年は太巻きの上に北海道産のホタテなどの海産物をのせた、見た目にも豪華な恵方巻きが登場した。

2023年8月、中国が日本の水産物の輸入を全面停止し苦境が続いてきた海産物。
今回の恵方巻き、そんな水産物を応援しようと作られた。

「我々も北海道産ホタテの消費拡大に一役買えたらなと思いまして。生玉ホタテ恵方巻きをご提案させていただいております」(大丸札幌店 村林 昭盛さん)
恵方巻ブーム 約20年前に北海道に到来
恵方巻きが、北海道でブームとなったのは約20年前。
こちらは2004年、北海道神宮で約1000本の恵方巻きが無料で配られていた。

節分に恵方巻を食べる関西地方の風習を北海道でも広げたいと、北海道のすし店がつくる団体と海苔業界が企画した。
商売繁盛をと、社員全員で食べる会社まで登場。
恵方巻き風のロールケーキも
その後も果物を巻いた恵方巻き風のロールケーキなど進化を続けてきた。

「全て食べきりました。食べている間、すっごく幸せ。恵方巻きの海鮮と一緒に今年の幸福も体の中に取り込みました。2024年も頑張れそうです」(糸口アナウンサー)
2024年の2月3日は土曜日、家族で楽しく恵方巻きを味わってみてはいかが。
