日本の内閣・行政府のトップ。「首相」とも通称する。
衆参両院で指名を受け、天皇から任命を受ける。衆参両院で指名が分かれた時は、両院協議会を経て、衆院での指名が優先される。国会議員しか就任できない。
多くの政治家がなれるものならなりたいと願うポストだが、岸田首相までの時点で憲政史上64人しか就任していない。総理になるには「天の時」「地の利」「人の和」が必要と言われ、いくら実力があっても「時の運」がないと得られないポスト。
憲法上、衆議院の解散権という伝家の宝刀を持ち、自身の判断1つで解散総選挙に踏み切ることで全衆院議員を一時的に失職させ「ただの人」にする権限を有する。
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