北陸新幹線「小浜・京都ルート」による新大阪延伸の実現に向けた決起集会が11日夜に東京で開かれた。福井県議会議員や石田嵩人知事、県選出の国会議員らが参加。この中で、国交省の五十嵐鉄道局は「普通にマス目を埋めていけば自ずから結論は決まっている」と強調した。

「なぜ北陸新幹線だけが無下に扱われるのか」

北陸新幹線の新大阪延伸を巡っては、自民党と日本維新の会が特別国会の会期末である7月17日までに延伸ルートを一つに絞り込む方針となっている。

北陸新幹線延伸ルート8案
北陸新幹線延伸ルート8案
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11日夜、すべての福井県議会議員でつくる整備促進議員連盟が都内で開いた決起集会には、石田知事や県選出の国会議員らが参加し、小浜・京都ルートの実現に向けて県内の結束をアピールした。

5月11日夜に都内で開かれた決起集会
5月11日夜に都内で開かれた決起集会

石田嵩人知事:
「政府与党に対して一致団結して県の思いをぶつけて、更に強く働きかけを行いたい」

福井県の石田嵩人知事
福井県の石田嵩人知事

滝波宏文参議院議員:
「京都の街中でも地下に通している中で、なぜ北陸新幹線だけがこんな風に無下に扱われるのか。万感の思いを持って小浜・京都ルート実現に向けて皆さんと頑張りたい」

福井県選出の滝波宏文参議院議員
福井県選出の滝波宏文参議院議員

「マス目を埋めていけば結論は決まっている」

また、国交省からは五十嵐徹人鉄道局長が出席。現在試算中の、ルートごとの費用対効果いわゆるB/Cについて「それだけで決まるなら政治はいらない。結論は自ずから決まっている」と強調した。
   
「国土交通省から1ブロック離れた財務省とかの役人にだまされるようにB/Cと“うなされるように”言う人がいる。もちろん役人としてはB/Cは関係ないとは言えず非常に重要だが、B/Cだけで決まるなら政治はいらない。与党PTのヒアリングで知事に話してもらった事柄を、普通にマス目を埋めていけば自ずから結論は決まっている」 (五十嵐鉄道局長)

国交省の五十嵐徹人鉄道局長
国交省の五十嵐徹人鉄道局長

翌12日には、決起集会の参加者らが合同で与党や国土交通省に対して要請を行った。
 
国土交通省の水嶋智事務次官や与党整備委員会の共同委員長を務める自民党の西田昌司参院議員、日本維新の会の前原誠司衆院議員を訪ね、小浜・京都ルートによる1日も早い認可着工を求めた。
 
今後、整備委員会では京都や大阪の自治体トップからヒアリングを重ね、国交省が試算している費用対効果=いわゆるB/Cの結果も踏まえてルート決定を目指す。
 

福井テレビ
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